2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ノンフィクション 「超人類へ!   バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会」  ラメズ・ナム著 

超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会(2006/11/11)ラメズ・ナム商品詳細を見る評価★★★★ マイクロソフトの開発技術者で、バイオやナノテクにも通暁する若きオピニオンリーダーが、最新のバイオ医学や遺伝子工学、脳機能学について書いた…

映画 「その土曜日、7時58分」   シドニー・ルメット監督作

評価★★ 「カポーティ」のシドニー・ルメット監督作。同作で主人公のトルーマン・カポーティ役を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンが今回も主役、強盗を実行した兄弟の兄役を演じている。カポーティで見せた威風そのまま、今回も他を圧倒する存在感で怪演…

小説 「野性の呼び声」  ジャック・ロンドン著

野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫 Aロ 2-1)(2007/09/06)ロンドン商品詳細を見る評価★★★★ 「ピンクの象が見える」ーードラッグをきめた時に見える著名な幻覚の一つ。中島らもの小説などによく出てくる表現だが、それを最初に紹介したのが実は本書の著者、ジ…

短編集 「大聖堂」 レイモンド・カーヴァー

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー c- 4)(2007/03)レイモンド・カーヴァー商品詳細を見る評価★★★★★ レイモンド・カーヴァーの書いた作品の中でも随一と呼び声の高い短編小説集。全12作品を収載。確かにいずれも秀逸で、村上春樹ファンなら当然、近代アメリ…

経済書 「大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか」 中央経済社

大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか(2005/01)R.E. パーカー商品詳細を見る評価★★★★ 内容は経済学、小難しくて頭痛くなるから買ってはいても読まずにツンドク状態だった本。でも、先月半ばからずっと「恐慌」に関する経済書というか、ビジネス書を2冊立…